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みなさんは猫のケージを選ぶ際には
何を重視しますか？
デザイン、大きさ等いくつか要素があると思いますが最初に悩むポイントは「何段のケージがよいか？」ではないでしょうか。
結論からいうと3段のケージを強くおすすめします。
 | 価格:13800円～ |
特に以下の項目に当てはまる方にはおすすめです。
- 猫にお留守番をさせることが多い。
- 猫がいても1泊2日などの旅行には行きたいと思っている。
- 就寝時は猫ちゃんにケージに入ってもらおうと思っている。
- 多頭飼いの方。
なぜ2段より３段のケージの方が良いのか、猫と20年以上暮らしてきた私の経験をもとに説明していきます。
猫のケージは2段より３段がおすすめな理由
２段と３段のケージの違いは大きさと価格です。
サイズについては3段ケージの方が高さがありますが、底面の面積は2段の物と変わりませんので設置に必要とするスペースは両者とも同じです。
3段ケージのデメリットは価格が高い事ですが、価格差を補うだけの多くのメリットがあります。
くるみ大は小を兼ねるんだよ。
2段ケージより3段ケージの方がおすすめな理由は以下の3点です。
- 留守番をさせるときに安心感がある。
- 運動不足の解消につながる。
- 猫は高いところが大好き。
留守番をさせるときに安心感がある
猫と生活していると、どれくらいの時間お留守番させても大丈夫か？という心配がありますよね。
事故を防ぐためにも留守番はできればケージに入れることをおすすめします。
ケージでお留守番させる場合でも、自由に行動できるスペースさえ確保できれば、猫にかかるストレスを軽減することができます。
2段より3段のケージの方が内部の空間が大きいのでトイレや食器、給水器などを設置しても、自由に動けるスペースが確保しやすいです。
必要なものを揃えてあげれば、ケージでのお留守番も1泊2日くらいであれば余裕で対応できます。
猫のお留守番で役に立つおすすめアイテムもこちらの記事で紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。
 | 価格:9800円 |
 | 価格:3280円～ |
ちなみに我が家がケージで1泊2日の留守番をさせるときに準備する項目は以下の通りです。
- トイレはメインで使っているものに加えて、コンパクトなサブトイレも入れる。
- 普段使っている給水ボトルに加えて別に給水皿を入れる。
- 自動給餌器をケージ内に入れる。
- お気に入りのおもちゃを入れる。（ちぎれたりしない物）
- 爪とぎをケージ内に設置する。
2段のケージではこれらの物をすべて入れると、活動スペースを確保することはできません。
くるみケージがせまいとストレスたまるんだよね・・・
上記のポイントを抑えることで1泊2日くらいであれば、ごはんや水がなくなることはありません。
また予備のトイレを用意することで、使用済みの汚れたトイレでは用を足してくれない子でも安心です。
くるみトイレがふたつあると安心だよ！
運動不足の解消につながる
猫の運動不足解消には横に動く運動より縦に動く運動の方が大切です。
我が家のケージのレイアウトは1階トイレ、2階で食事、3階リビング（寝床）となっています。
当然、2段より3段のケージの方が自然と上下運動が増えますし、運動不足解消、ストレスの発散にもつながります。
また、キャットタワーを別で設置する必要がなくなり、省スペースです。これは大きな利点の一つですね。
我が家では下の写真のようにケージ側面に別売りのステップを付けて、キャットタワーの代わりにしています。
ステップ部分が爪とぎになっているし、一石二鳥の優れものです！
爪とぎの表面がボロボロになったら裏替えして使えます。
また、爪とぎ部分のみ買い替える事も出来ます。
安い商品ではありませんが、お手持ちのケージをキャットタワーに変えることが出来ます。
いろいろ探しましたが、他にこのような商品は売ってないのでケージ用ステップはこれ一択です。
超おすすめですよ♪
我が家ではショートタイプをケージの外側に３つ、ロングタイプをケージの内側に１つ取り付けています。
 | ケージ用ステップ ショート・3個 ※ケージは別売りです。 猫 ケージ用ステップ 階段 取付簡単 ダンボール製 爪とぎ PEPPY ペピイ 価格:9,350円 |
 | ケージ用ステップ ロング・1個 ※ケージは別売りです。 猫 ケージ用ステップ 階段 取付簡単 ダンボール製 爪とぎ PEPPY ペピイ 価格:3,740円 |
猫は高いところが大好き
猫は野生の本能から高いところから見下ろすのが好きです。
3段ケージを使用されている方の多くが感じていると思いますが、猫は3階をくつろぐ場所にしたがりますよね。
うちの子も3階から家族の動きをいつも眺めてます。
3段ケージがあれば、無理に高い場所に居場所を作ってあげる必要がなくなります。
我が家では前述のように、ケージの側面に別売りのステップをつけて屋上まで登れるようにしています。
屋上はお気に入りの場所となっていますよ。
アイリスオーヤマ３段ケージが安くて使い勝手もいいのでおすすめ！
次におすすめの３段ケージを紹介します。
我が家で使っているアイリスオーヤマ３段ケージ（PEC-903）が使いやすくてとてもおすすめです。とってもリーズナブル！
こちらの記事でもおすすめケージを紹介していますので良かったら参考にしてくださいね。
| 価格:13800円～ |
実際に使用してみて、この商品をおすすめできる理由は以下の５点です。
- 組み立てが簡単。
- 棚板の幅が広い。
- キャスター付き。
- 扉が広め。
- シンプルでお部屋になじむデザイン。
組み立てが簡単
まずこの商品は組み立てが本当に簡単です。
女性の私が一人で開封から組み立ててかかった時間は45分でした。
写真のようなジョイントパーツで各パネルをパチンパチンと止めていくだけです。ドライバーも不要です。
不器用な私でもスムーズに完成できたので大抵の方は大丈夫だと思います。
棚板の幅が広い
商品によっては各フロアの棚板が狭かったり、三角コーナーみたいになっていたりします。
このケージは幅40cm、奥行き47cmと棚板も広いので、余裕をもって必要なものを設置できます。
我が家では写真のようにシステムトイレ、自動給餌器、給水ボトル、座布団、爪とぎを常設してます。
留守番時はコンパクトなサブトイレと水皿を追加して設置します。
くるみ写真みたいに別売りステップをつけると空間を有効活用できるよ！
キャスター付き
キャスターがついているとケージの裏側の掃除が簡単にできます。
ケージの裏側はトイレの砂や埃で汚れます。
このケージのキャスターはスムーズに動くのでケージ裏側の掃除のハードルが下がり、清潔な環境を保てます。
扉が広め
このケージの扉は幅45cm、高さ41cmと大きめになっています。
我が家では「花王 ニャンとも清潔トイレ」というシステムトイレをケージ内で使っています。
大きめのトイレですが、出し入れも余裕です。
 | 花王 ニャンとも清潔トイレセット オープンタイプ ■ 猫用トイレ カバー フード付き 猫のトイレ トイレ用品 猫用品 猫 ねこ ネコ あす楽対応 価格:4,180円 |
こちらの記事で我が家で使っているシステムトイレの解説をしています。よかったら参考にしてみてください。
シンプルでお部屋になじむデザイン
我が家のケージはアイリスオーヤマ3段ケージはネット限定色のホワイトです。
このケージはデザインがシンプルで、すべてのパーツに使われているのは白1色だけです。
我が家の壁紙の色が白ということもありますが、部屋の中でも変に目立たずに、お部屋のインテリアにとてもなじみます。
木製のおしゃれなケージも良いですが、壁紙の色と合わせてなるべく目立たないほうがすっきりしていいなと思います。これは好みの問題ですね。
【このケージの残念な点】
このケージの唯一残念な点が、猫が棚板に飛び降りた際に「バンッ！」という大きな音がすることです。
プラスチックの棚板とそれを支えるフレームがぶつかって音が出ます。
耐荷重は８kgと十分なのですが、構造上どうしても音が出てしまいます。
私はそんなに気にするほどでもないかなと思いますが、気になる方はいると思います。
くるみ棚板とそれを受けるフレームの間にタオルを挟むと音が小さくなるよ！
まとめ
2段ではなく3段ケージを選ぶデメリットは価格だけだけです。
価格の差以上に得られるメリットが多いので価格が許容範囲であれば迷わず3段のケージを選んでください。
理由をまとめると以下の通りです。
- 長時間の留守番にも対応できる。
- 高低差により日常の動きが運動不足解消につながる。
- 猫は高いところを好む。
簡単に言ってしまえば、2段より3段ケージの方がケージを使う際に猫に与えるストレスが少ないということです。
我が家の猫は動物愛護センターからお迎えしました。
私の住んでいる地域のセンターでは3段ケージの設置を保護猫譲渡の条件としています。
動物愛護センターでも猫の日常生活の中でのリスク減らし、ストレスなく生活してもらうためには3段のケージが必要だと考えているということだと思います。
読者の皆さんにも3段のケージを選んでストレスの少ない生活を提供してあげて欲しいなと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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