これからペットを飼おうと思っている方の中には犬と猫どちらを飼おうかと迷っている方もいると思います。
私は犬も猫も飼ったことがありますが、今は猫を飼っています。
犬を飼っていた時は犬がこの世で一番かわいい動物だと思っていました。
しかし、猫を譲っていただいたことをきっかけに猫の可愛さに魅了され、気づけば猫を飼い始めて今年で21年目になりました。
猫は犬よりも手間がかからないということも、ずっと飼い続けることが出来ている要因のひとつだと思います。
今回はこれから猫を飼おうか迷っている方へ、実際に猫はどのようなところがかわいいのか?犬と比較して飼いやすさはどうか?など、猫好きの率直な意見として参考にして頂ければ幸いです。
猫派として、猫の何が可愛いのかを知って頂き、猫との暮らしを始める後押しが出来ればいいなあと思っています。
猫のかわいいところ3選
猫を飼っていてかわいいなあと思う所はたくさんありますが、筆者が特にそう思う所は以下の3点です。
- 常に自然体なところが可愛い
- ツンデレさが可愛い
- 動きが可愛い
常に自然体なところが可愛い
私はいつもマイペースで、のんびり自然体で過ごす猫の姿に毎日癒されています。
猫は犬のように動物の方から人に寄り添い、従順で、感情表現が豊かなわけではありません。
しかし、毎日が平穏であることを実感できる自然体な姿には例えようもない可愛さがあります。
その姿に幸せを感じて癒されるんですよね。
ツンデレさが可愛い
猫も犬程感情の表現が豊かではありませんが、人にもなつくし、感情を出すことももちろんあります。
ただ、基本的には人間の方から撫でられたり、抱っこされたり、膝に乗せられることは好きではありません。
猫が甘えモードでない時はそっけなく距離をとらてしまいます(涙)
しかし、猫にも甘えたい時があるのです。
お留守番のあとやおはようのあいさつの後は猫の方からスリスリとまとわりついてきて甘えた声で鳴きます。
膝の上に載って目を閉じでゴロゴロ喉を鳴らしている猫の姿を見ると、これまた何とも言えない幸せな気分になります♪
この気ままでツンデレなところも猫のかわいいところですよね。
ちなみにオス猫の方が人になつっこく、メス猫の方がいわゆる猫らしいツンデレさんが多い傾向にあります。
こちらの記事で説明していますので、よかったら参考にしてみてください。
動きが可愛い
これは猫派である私の好みの問題かもしれませんが、猫はしぐさや動きがとにかくかわいいです。
個人的にかわいいと思う猫の動きは以下の3つです。
- 猫パンチ!
- ふみふみ!!
- とにかく箱に入る!!!
猫パンチ
猫のかわいい動きに猫パンチがあります。
かわいいお手々で気になったものをペシペシする姿はとても微笑ましいです。
ふみふみ
これは子猫の時にお母さん猫のお乳を飲む時の名残だと言われている行動です。
我が家の猫ちゃんは膝の上に載っている時とかによくふみふみしますね。
とにかく箱に入る
猫は箱や袋に入るのが大好きです。
うちの猫が一番好きなのは洗濯ものが入った状態の洗濯カゴです。
洗濯物をたたもうとすると、すかさずぴょんと入り、動かなくなります。
毎日妨害を受けています♪
入った状態がこれ!かわいいですよね。
猫が犬と比較して飼いやすい理由
私が猫を飼い続けているのは猫が可愛いというだけでなく、飼いやすい、世話がしやすいということも理由にあります。
猫が犬よりも飼いやすい理由は以下の4点です。
- 散歩をする必要がない
- 粗相(そそう)をほとんどしない
- 動物特有のにおいがない
- お留守番ができる
散歩をする必要がない
犬を飼う場合と大きく違うのは散歩をしなくても大丈夫という事です。
毎日の散歩がネックとなってしまって犬を飼う事を躊躇してしまっている方も多いと思います。
もちろん、犬を飼っている方は日々の犬の散歩が日課となっていますのし、慣れてしまえば意外と負担に感じない物です。
また、犬と一緒に散歩することで運動不足の解消やストレスの発散など、人間から見ても良い効果はたくさんあります。
しかし、仕事や家族構成、住んでいる環境など、毎日の散歩が負担になってしまう人もいることは事実です。
その点、猫は家の中で自由に動けるようにしておけば散歩をする必要はありません。
ケージやキャットタワーを使って上下運動できる環境さえ用意してあげれば運動不足になる心配もありません。
散歩の必要が無いというのは犬と猫どっちを飼うか考えた時に猫を選ぶ理由になると思います。
粗相(そそう)をほとんどしない
猫は犬と違って一度トイレをおぼえるとトイレ以外の場所で粗相をしてしまうことはほとんどありません。
犬は子犬の時期など粗相をすることも多いし、トイレのトレーニングは必要です。
100%トイレでおしっこが出来ずに大人になる子もいます。
猫の場合もマーキングなどでスプレーする事がありますが、去勢や避妊手術など適切な時期に適切な処置をしておけば、その後の粗相の心配はほとんどなくなります。
動物特有のにおいがない
猫は基本的に無臭です。
もちろんトイレなどはきちんと処理をしていなければ臭う事もありますが、猫のからだ自体は無臭です。
犬は室内で飼っていると多少、動物のにおいがします。
当然匂いにはなれます。
しかし初めて動物を飼う方にとって匂いがしないというのは猫を選ぶ理由の一つになるのではないでしょうか?
お留守番ができる
犬は散歩が必要だったり、ご飯を一気に食べてしまったり、誰もいないと寂しがったりするのでなかなかお留守番させるのが難しいです。
2~3日間くらい家を空けることがあればペットホテルに預けているという方も多いと思います。
または1泊2日以上の旅行などにはいかないという方もいるかもしれませんね。
しかし猫の場合はきちんと準備さえすれば1泊2日くらいのお留守番は楽勝です。
頑張れば2泊3日くらいまでいけます。
これは猫がご飯を小分けにして食べる習性があったり、トイレの粗相が少なかったり、人が家にいなくてもマイペースに普段と変わらず過ごすことができるからです。
猫の留守番のさせ方、準備についてはこちらの記事で紹介していますのでよかったら参考にしてみて下さい。
猫を飼う前に知っていて欲しい事
これまで猫の可愛さや飼いやすさについて紹介してきましたが、一転、猫を飼おうと思った際に注意点、というか覚悟をしておいた方が良い事があります。
それは家がまあまあ荒れてしまう事です(涙)
猫の性格にもよりますが、犬を飼うよりも家へのダメージが大きいです。
まず猫はその本能から必ず爪とぎをします。
具体的には壁や柱が爪とぎにより傷だらけになったり、ソファがぼろぼろになったりします。
猫の爪とぎに関してはある程度の対策はできるので、過度に気にする必要はありません。
ただ100%は防げないと思うので、ある程度のあきらめが必要です。
猫の爪とぎ対策についてはこちらの記事で紹介していますのでよかったら参考にしてみて下さい。
まあ、実際に猫を飼ってみたら、家や家具の傷はだんだん気にならなくなりますし、猫のかわいさが壁のひっかき傷のがっかり感に圧勝しますから大丈夫です♪♪
猫の可愛さを知ってもらいたい!
今回は猫のかわいいところ、飼いやすいところなど、20年間猫を飼ってきた根っからの猫派としてアピールしてみました。
初めてペットを飼おうと思っている方、犬か猫のどっちかで迷っている方の参考になればと思います。
私は若い時は犬も飼っていたし、ウサギを飼っていた時期もあります。
私は動物が大好きなので、飼ってしまえばその動物が一番かわいいと感じます。
ただ、猫とのお付き合いが一番長くなったのは、今回お話ししたような可愛さや、飼いやすさがあるからだと思います。
猫を飼い始めたらはその仕草や、可愛らしさのとりこになると思います。
最後に猫のを選ぶ際、どんな品種に対してのこだわりがないのであれば、動物愛護センターからお迎えすることをおすすめします。
手続きなど色々大変なことはありますが、里親探しなどより「この子がいい!!」という子に出会いやすいです。
我が家の猫も動物愛護センターから譲って頂きました。
ペットショップ、ブリーダー、動物愛護センターなどどこから迎えても猫のかわいらしさは同じです♪
今は保護される猫がとても増えているので、少しでも殺処分される猫が減ったらいいなと思います。
こちらの記事で私が猫をお迎えした時のことを紹介していますので興味のある方は読んでみて下さいね。
以上、参考になれば幸いです。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。