猫にキャットタワーは不要。代わりに3段ケージと別売りステップを使って省スペース!

キャットタワーと猫

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これから猫を飼い始めようと思っている方の中には、キャットタワーって必要かな?と悩んでいる方は多いと思います。

ペットショップでよく売ってあるのを見かけるし、実際に使っている人も多いですよね。

しかし、スペースやコスト面の問題から置かなくて済むのならそっちの方がいいのに・・・と考える方もいらっしゃると思います。

ネットなどで調べてみるとキャットタワーは猫にとって必要であるという記事も多いです。


しかし、私が20年間、猫と生活してきて出した結論は、

猫が上下に運動できる環境さえあればキャットタワーは必ずしも必要ではないということです。

私も以前キャットタワーを使っていましたが、最初に飼っていた猫が老猫になり、あまり登らなくなったので最終的には撤去しました。

次にお迎えした猫からキャットタワーは使っていないのですが、それが原因で猫が肥満になる等、健康を害したことは現在に至るまでありません。


我が家では3段のケージを使ってキャットタワーの代わりに上下運動をする環境をつくっています。

今回はそんな我が家の事例を紹介します。

目次

キャットタワーを設置することのメリットとデメリットは?

キャットタワーと2匹の猫

キャットタワーを置いた時のメリット、デメリットをそれぞれ確認してみましょう。

メリット

メリット

  • 運動不足、ストレスの解消
  • 爪とぎ対策になる
  • 猫にとって落ち着ける場所になる

運動不足、ストレスの解消

キャットタワーで遊ぶ猫

飼い猫である以上、運動させることは健康維持の面からみても必要不可欠です。


猫には横の運動より上り下りの縦の動きが大切で、キャットタワーを設置することにより上下運動ができる環境を作ることができます。


運動はストレスの解消にもつながるため飼い猫にとって必要です。

ストレスがたまると食欲不振になる、粗相が増える、攻撃的になるなど普通とは違う行動を起こす場合もあります。


上下に動き回れる遊び場を作ってストレス解消させてあげましょう。

爪とぎ対策になる

猫と爪とぎポール

キャットタワーにはポールやステップが爪とぎになっているものもあり、リビングに置くことで壁や家具への爪とぎ対策にもなります。

爪とぎして欲しくないところの近くに置くと効果があります。

猫にとって落ち着ける場所になる

隠れ家の中の猫

猫は高いところに上る習性があります。高いところから家族の動きをじっと見ていたりしますよね。

高いところに居場所を作ってあげることで、そこが猫の安心できるお気に入りの場所になります。

デメリット

デメリット

  • 場所をとってしまう。
  • 老猫になると不要になる。

場所をとってしまう

キャットタワーは商品にもよりますが結構広く場所をとってしまいます。

170cm以上のもので据え置きタイプを選ぼうとすると土台の面積は最低でも50cm×50cmくらいのサイズになります。

リビングに実際に置いてみるとわかりますが結構なインパクトと圧迫感があります。


また、デザイン的にキャットタワーは周りの家具との調和性がないものが多いので、インテリア面からみるとマイナス要素が大きいです。

老猫になると不要

明確に決まっているわけではありませんが、猫は10歳を超えると老猫と呼ばれます。

体力的にも衰えてきますし、足腰も弱ってあまり激しい運動もしなくなります。


以前、私が飼っていた猫は9歳を過ぎたあたりからあまりキャットタワーに上らなくなりました。

シニア用とされているキャットタワーも販売されていますが、高さがないのでソファの上や棚に上るのと大差がないと思い、必要性を感じませんでした。


また、キャットタワーはサイズが大きい為、当時は使わなくなった後の置き場所と処理にとても困りました。

3段ケージをキャットタワーの代用品とする

3段ケージと猫

キャットタワーを設置することを迷う理由の一つに設置場所とスペースの問題があると思います。


ケージ、トイレ、爪とぎ、猫用ソファなど部屋の中には既にいろんな猫アイテムがありますよね。

そこにキャットタワーまで追加するとなると猫アイテムでお部屋が埋め尽くされそうです。


そこで提案なのですが、
もしすでに猫用の3段ケージをお使いなら、それをキャットタワーの代用品にしてしまうことをおすすめします。

お使いのケージに少し工夫をすることで運動不足解消、爪とぎ対策、高い場所の居場所を作る、というキャットタワーの役割を果たすことができるからです。

実際にキャットタワーを使っていない我が家で行っている3段ケージの活用例をご紹介します。

ケージの外側にステップを取り付けて上下運動ができる環境を作る

3段ケージは高さが170cm以上はあるので、上下運動をするために十分な高さがあります。


我が家では3段ケージの側面に別売りのステップをつけることでそれをキャットタワーの代わりにして猫の遊び場としています。

我が家ではこの商品を使っています。

安い商品ではありませんが、他にこのような商品はどこにも売っていないのでケージ用ステップはこの商品一択になります。

とてもおすすめですよ♪

ケージのステップ

我が家ではケージの外にこのショートタイプの3つセットを購入し設置しています。

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ケージの中にはステップのロングタイプを1枚設置しています。

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ステップを3つ側面につけることでケージが天井まで登っていける遊び場になります。

我が家の猫はこれを上り下りして結構激しく動きまわっています。

運動不足とストレス解消の意味では3段ケージでキャットツリーの代わりは担うことが出来ます。

3段ケージを上る猫
くるみ

ケージの外でも中でも上ったり下りたり出来るから、いい遊び場になるんだよ!

3段ケージはこちらのアイリスオーヤマの3段ケージがおすすめです。

コスパもよく、使いやすく、組み立てやすく、シンプルなデザインの優秀なケージです。

我が家でもずっとこのケージを使っています。

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ステップを利用して爪とぎ対策

爪とぎステップ

通常、キャットタワーはポールやステップで爪が研げる作りになっています。

今回紹介している商品もステップ自体が段ボールの爪とぎになっているのでキャットタワー同様、好きなところで爪を研げるようになっています。

爪とぎ対策の面でもキャットタワーの代わりが務まりますね。

しかも古くなったら爪とぎ部分のみを交換できる仕様になっていますので経済的です。


我が家ではポールタイプの爪とぎもケージ内に設置して、ケージのまわりでは、どこでも爪とぎができるようにしています。

爪とぎポール

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猫にもよると思いますが、我が家の猫はケージ回りでしか爪とぎをしなくなりました。

お迎えした時からこのスタイルでやっていますが、壁などで爪とぎしたことは1度もありません。

屋上を活用し猫の安心できる居場所を作る

ケージの上の猫

ケージの側面にステップをつけることで屋上まで上ることができるようになります。

屋上に猫用クッションやソファを設置することで高いところに居場所を作ってあげることができます。

我が家の猫もよくケージの屋上で昼寝をしていますし、家族を眺めてのんびりしています。

お気に入りの場所の一つになっていますよ。

屋上に上った時に足がケージの隙間に引っかからないように、板のような物をのせてあげてください。我が家ではコルクマットをケージの屋上にのせています。

くるみ

屋上にのせたマットは落ちないように結束バンドなどで固定した方がいいよ!

このように、3段ケージにキャットタワーの代わりをさせ、ケージとツリーという大型猫アイテムの役割をまとめることで、かなり省スペースになります。

補足

このキャットタワー代用案で一つ注意点があります。

今回の記事で紹介したステップはケージの外側にステップを付けることでネジが写真のようにケージの内側に飛び出す形になります。


これが実際は結構飛び出ていて猫がケージ内で動くときに怪我をしそうで危なっかしいです。

このステップはとても良い商品なのですが、この点だけが残念なところです。

飛び出すねじ

我が家ではネジのカバーを自作して対策をしています。

猫はケージ内で上下に動くとき結構激しく動きますので、このステップをケージの外側に向けて使うときは、万が一のことを考えて養生した方が良いと思います。

ねじカバー
ステップとねじカバー

キャットタワーを使った方が良い場合

もともと3段ケージなど高さのあるケージを使っていない場合や、そのほか上下に動き回れる環境がない場合はキャットタワーを設置して、運動不足やストレスを解消させてあげる必要があります。


ワンルームに猫と一緒に住んでいる方は大きなケージを置きにくい場合もあると思いますので、そういう方はキャットタワーを設置して遊び場を作ってあげてくださいね。

3段ケージかキャットタワーのどちらかを選ぶことになりますが、私は3段ケージを使用することをおすすめします。

こちらの記事で理由を解説していますのでよかったら参考にしてみてください。

まとめ

猫用の3段のケージを使っている方は、ステップなどを取り付けて高さのある上下運動ができる環境を作ってあげさえすれば、キャットタワーをお部屋に設置する必要は基本的にありません。


長く猫を飼ってきた経験から、

部屋に置くアイテムの数を整理することは猫と人の両方がストレスなく暮らしていく秘訣だと考えます。

以上、参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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