大好きな猫ちゃんには快適に毎日を過ごしてほしいですよね。
どのような環境にすれば健やかに毎日を過ごしてもらえるかみなさんも飼い始めたころに一度は考えたことがあると思います。
猫に快適な生活を送ってもらう為には、人目線ではなく猫目線で環境を考えてあげることが大切です。
猫にとってストレスの少ない環境で過ごさせてあげる事は健康の維持の面からも重要なことです。
私は猫を20年飼い続けていますが、その中で環境作りで大切にしていることの優先度の高いものを7つピックアップして説明していきたいと思います。
この記事を読めば猫にとって快適で健やかな環境にするためにはどうすれば良いかがわかります。
ポイント① 夏場、夏場の外出時はエアコンをONにする
猫が快適に活動する上で適切な気温は18℃から29℃、湿度は30%から60%です。
この範囲から外れてしまうと猫は体調を崩したり、食用が低下したりします。
特に注意すべきは湿度も気温も高い夏場です。
脱水症状などを防ぐためにも外出時は必ずエアコンONにしておきましょう。扇風機だけでは対応はできません。
冬場は温かい毛布やベッドを用意してあげれば、夏場ほど室温に気を遣う必要はありませんが、特に気温が下がることが予想される日はエアコンをつけて外出すると安心ですね。
私はエアコンは夏場は27℃、冬場は20℃の弱風の設定にしています。電気代が怖いので常時つけっぱなしの代わりに弱めで設定しています。この設定で猫が体調を崩したことは過去にありませんので大丈夫です。
まあ、人間にはちょっと暑くて寒いかもしれませんね。
エアコンだけでなく、ひんやりマットやあったかいマットなど快適グッズも併用できれば、更に快適度アップです。
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ポイント② 食事するところとトイレは離して設置する
猫はトイレの近くでご飯を食べることにストレスを感じる動物です。
排せつ物のニオイがするとストレスから食欲が低下したりすることがあります。
ごはん用の食器はもちろんですが、給水器などもトイレの近くにはおかないようにしましょう。
ポイント③ 外の景色が眺められるようにする
室内で常に過ごしている猫は刺激が不足しがちです。
とはいえ猫と一緒の外出は迷子などのリスクもあってなかなかできるものではありません。
犬のように散歩もするわけではありませんよね。
退屈させない為にも猫が外を眺められる場所を用意してあげましょう。
日中はブラインドをあげて外が見えるようにしてあげり、窓の近くにくつろげる場所を作ってあげましょう。
猫は外を眺めるのが大好きですよね。猫にとって窓から外を歩く人や車や鳥などを眺めることは、人間がyoutubeなどを見て楽しんでいるのと同じです。できる限り外出時もシャッターや雨戸は閉めないようにしてあげましょう。
我が家でも使っていますが、この窓に取り付ける猫用ハンモックがおすすめです。
この商品は吸盤が強力で耐荷重が15kgですので大型の猫ちゃんでも安心です。
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ポイント④ 高所に居場所を作る
猫は高い場所を好みます。
本能的に高いところは敵から襲われることもなく、周囲を観察しやすいからだといわれています。
家具の上や棚の上などの高いところに猫用のベッドや毛布を置いてあげると、そこがお気に入りの場所になります。
キャットタワーを置くのもいいですが、私のおすすめは3段ケージを使って屋上に居場所を作ってあげる事です。
猫を飼う時にケージは必要です。
3段ケージはキャットタワーの役割を兼ねることが出来ますし、3段ケージの屋上を使うことで、170cm以上の高所に居場所を作ってあげることが出来ます。
キャットタワーを置かなくて済むので省スペースです。
私のおすすめはこのアイリスオーヤマの3段ケージです。
組み立てやすい、入り口も大きくて、棚板も広いので使いやすいケージです。
しかも手ごろなお値段です。コスパ良しです♪
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ポイント⑤ 上下運動できる工夫
猫の運動不足解消には横方向の動きよりも、上下の動きが大切です。キャットタワーや3段ケージを使って、部屋の中に高低差を作ってあげましょう。
ワンルームなどでスペース的に設置が出来ない場合は無印良品の「壁につける家具シリーズ」などを使って壁を登れるようにしてあげる事で、運動不足を解消してあげる事が出来ますよ。ちょっとコストが高くついてしまいますが、省スペースで見た目にもおしゃれです。
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ポイント⑥ 爪とぎ器はトイレの近くに設置
猫の爪とぎは鋭さを保つためだけではなく、マーキングやストレス解消の意味もあります。
猫は排泄後に爪を研ぐことも多いので、トイレの近くに爪とぎ器を設置することは家具などでの爪とぎを防ぐ意味でもとても効果的です。
爪とぎ器は色々な形のものがありますが、トイレの近くに置くものに関しては、100均などの安いもので十分です。
私の経験でいうと、置いて使うタイプのものが良く研いでくれる気がします。
ポイント⑦ トイレは目の届くところに置く
これは猫の目線というよりは、猫が健康に過ごすための環境づくりだと思っています。
猫の目線でいうとトイレは人目につかない静かな所が理想的といえます。しかしトイレが人目につかないと、泌尿器系の病気に気が付きにくくなります。
猫は腎臓や泌尿器系の病気になることが多いです。おしっこの時間が長くなる膀胱炎など、人目につきやすい事が早期発見にもつながります。
リビングの隅など目立ちにくいけど、人の目が届く場所に設置するのがおすすめです。
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まとめ 猫の快適を考慮した環境が健康にもつながる
猫との暮らしで人間の快適さだけを追求してしまうと猫の習性に合わなかったり、猫本来の動きがしにくい環境になったりしがちです。
猫は高い場所、狭くて暗い場所を好みます。キャットタワーや家具を使って高低差のある環境を作る、隠れ家のような屋根付きのベットを用意するなどで、猫が本能的に行動することが出来るようになります。
トイレの設置場所を猫が用を足しやすい環境にする、人目につくようにするだけでも病気の発見につながります。
結果として、猫が本来の行動をすることが出来る環境を整えてあげる事がストレスが軽減され、健康で快適な暮らしを送ることが出来るようになります。
できるかぎり猫が猫らしく過ごせる環境を作ってあげる事を考えてみましょう。
以上、参考になればうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。