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みなさんもご存じのように猫にとって危険な植物は思った以上にたくさんあります。
ネットで調べるとたくさん出てくるので、
猫への影響が心配で部屋に植物を置かないようにしている方も多いと思います。
確かに植物は猫にとって安全なものより、危険性があるとされているものの方が多いです。
しかし、ユリ科の植物など特に危険度の高いものを除いて、飼い主の工夫次第で、猫がいても植物のある生活を楽しむことはできます。
ネットで調べると
「植物には猫に危険性のある〇〇という成分が含まれている」と説明する情報は多いですが、
どのくらい食べたら具合が悪くなるのか?
危険性はどの程度なのか?など
実際に猫と植物を同居させたいと思っている方の知りたい情報は出てきませんよね。
また、モンステラ、ガジュマルなど人気の観葉植物について調べると、「危険性あり」「安全」という2つの意見の情報が出てきたりします。
毒性についてネットの情報は正しく、実際に猫にとって有害な成分を含んでいるのだと思います。
しかし実際に植物が猫に与える影響度合いについては「可能性として」という情報も多く、解明されていない部分も多いです。
出ている情報だけで観葉植物を楽しむことを全て諦めてしまうのはもったいない気がします。
私は植物が大好きで家にはいろんな種類の観葉植物があります。
その中で猫を20年くらい飼い続けていますが、中毒になったり具合が悪くなったりしたことはありません。危険な植物をきちんと把握し、対策を行うことが大切です。
気を付ければ大丈夫だよ!
安心して猫と植物のある生活を楽しむためはどうするべきかを説明していきます。
まずは猫にとって危険な植物を知る
まずは猫にとって危険といわれている植物を把握することが大切です。
危険とされている植物は非常に数が多く、挙げるときりがありませんので、観葉植物として広く知られているもので、猫にとって危険とされている植物をピックアップします。
ポトス
ポトスは育て方も簡単で丈夫なのでとても人気が高い観葉植物です。
植物にあまり詳しくない方でもご存じなのではないでしょうか。
しかし猫にとっては有害な成分を含んでおり炎症を起こす可能性があります。
ドナセラ
ドナセラは別名「幸福の木」と呼ばれていて、こちらもショップでよく見かけますね。
成分は不明ですが猫が食べると嘔吐、下痢などの症状が出る可能性があります。
アイビー
つる性植物の代表格です。葉っぱが星のような形をしています。
生命力が強く、丈夫で手間もかからないため観葉植物として人気ですね。
猫が食べた場合嘔吐、下痢などの症状が出ます。
ユリ
冒頭で工夫と対策次第で猫がいても観葉植物は楽しめるという話をしましたが、ユリは別です。
対策どうこうの話ではなく、猫を飼う場合はユリ科の植物は絶対に部屋に置かないでください。
猫にとって特に危険性が高く、少量の摂取で悪影響が出ます。
食べると腎不全を起こし、最悪の場合、死に至る場合もあります。
〇〇ユリなどユリと名の付くものやチューリップなど、ユリ科の植物全般は部屋に持ち込まないようにしましょう。
猫にとって安全な植物を知る
サンスベリア
サンスベリアはマイナスイオンを発生し、空気をきれいにしてくれる植物といわれています。
モダンなインテリアとよく合いますね。
耐陰性があり、窓際に置かなくても育ちます。
サンスベリアは猫にとって安全な植物です。
価格:4780円 |
サンスベリアについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
興味のある方は参考にしてみてください。
パキラ
パキラは乾燥に強く、丈夫なため観葉植物初心者にも育てやすく人気の観葉植物です。
虫もつきにくいのがいいですね。
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エバーフレッシュ
エバーフレッシュは夜は葉っぱを閉じて眠る、就眠活動を行う珍しい特徴を持っています。
見た目は少し地味ですが、主張が弱い分、いろんなテイストのお部屋に合わせやすいです。
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テーブルヤシ
その名の通り、小型のヤシの仲間です。耐陰性もあり、徒長しにくく、室内で育てやすい植物です。
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猫への安全性の確認できない植物は飾り方を工夫【吊るして解決!】
我が家では猫に安全とされている植物は普通に鉢に入れて好きなところに好きなように飾ります。
猫に害はありませんが、すごくいたずらされます・・・。
そして危険な成分を含むものや、安全性が確認できなかったものに関しては、猫の届かないところに置いたり、葉っぱを口に入れにくいように工夫をします。
対策の一例を紹介します。
安全性が確認できないものは「吊るす」
我が家ではこの方法がメインの対策です。
危険とされているものや安全性が確認できないものはとにかく上から吊るします。
ポトスなどの猫にとって良くない成分が含まれる植物も、届かない高さでなら安心して飾ることができます。
インテリアの面からみても、植物の配置に高低差をつけることでいい感じに演出できますよ。
ひっかけるところが何もないところで植物を飾りたい場合は天井フックを使います。
ちょっとした脚立さえあれば女性でも簡単に付けられますよ。
このフックが便利です。
価格:448円 |
石膏ボードにピンでつけられて耐荷重も5㎏と観葉植物をつるすのには十分です。
天井フックで耐荷重3kgのものはホームセンターでよく見かけますが、耐荷重5kgの方はなかなか実店舗にはおいていません。
吊るすためのプラントハンガーは我が家では手作りです。
「マクラメ編み」という手法で自分で作っています。
意外と簡単にできますので皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
もちろん市販の物もありますのでチェックしてみてください。
VeroMan ハンギング プランター プラントハンガー 麻縄 ロープ 壁掛け 吊る 5個セット 価格:2,480円 |
高いところに置く
吊るすに近い発想ですが、猫がジャンプしても届かない高さの棚に飾るのも良いです。
なんだか見た目がおしゃれになった気がします。
我が家では無印良品の壁に取り付けられる家具シリーズを使っています。
猫には安心ですが、地震対策は必要ですね。
バランスよく植物を配置するといい感じになるね!
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大きめの植物は葉っぱ、枝を剪定する
大きな観葉植物は猫が届く範囲の葉っぱ、枝を剪定してしまうというのも有効な対策です。
我が家にはウンベラータいう猫には有害とされている植物がありますが、写真のように下の方の葉っぱと枝をすべて取り除き、猫が葉っぱを口に入れられないようにしてます。
ウンベラータは6年くらい育てていますが、この対策で猫が葉っぱを口にしたことはありません。
こちらの記事で写真のウンベラータにプランツテーブルを使ったいたずら対策もご紹介していますので良かったら参考にしてみてください。
危険な植物はベランダに出す
猫にとって危険とされている植物はベランダなど部屋の外に出してしまうのも一つの手段です。
外に出してしまえば、どうやっても猫は触ることができませんからね。
ベランダやお庭の部屋の中から見える場所に観葉植物を置いて、家の中から楽しむのも良いものですよ!
私は多肉植物やサボテンも大好きなのですが、これも猫にとって危険と言われています。
我が家にはサンルームがついているので、ここに多肉植物やサボテン類をたくさん飾っています。
家の中から眺めて楽しんでいます。
まとめ
猫が植物に簡単に触れないような工夫を行うことで、両者を同居させることができます。
今回紹介したポイントをまとめると以下の通りです。
- 安全な植物 ⇒ 鉢に入れて低い所(棚・カウンターなど)に飾る。
- 危険な植物 ⇒ 後付けの棚など、猫の届かない中位の高さ(1.5m位の高さ)に飾る。
- 危険な植物 ⇒ 上から吊るして、猫の届かない高さ(2m位の高さ)に飾る。
- 大きな植物 ⇒ 猫の届く範囲の枝と葉っぱを剪定した後、床に大きめの鉢で飾る。
実際やってみるとわかりますが、お部屋の空間に低・中・高と立体的に観葉植物を配置することで、植物の緑色がお部屋の中でバランスよく拡がって、いい感じに仕上がります。
冒頭でお話しした通り、
私の経験では猫と植物を同居させてきたこの20年の間、植物が原因で猫が具合悪くなったことはありません。
以上、参考になれば幸いです。
このほかにも、みなさんが工夫していることや、おすすめの観葉植物などありましたら、教えて教えてもらえるとうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。