猫の飼い方の注意点6選!やってしまいがちな思わぬ事故につながる失敗とは?【飼い始めたばかりの方必見】

猫と花

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昔は猫を外に自由に出入りさせながら飼っている家庭も多かったですが、今は完全室内飼いの方がほとんどだと思います。

完全室内飼いだと事故にあう可能性もほとんどなく安全!と思われる方も多いのではないでしょうか。

確かに外で飼う、外と室内を自由に出入りするという飼い方をしている場合よりは格段に安全です。


しかし室内で飼う場合も気を付けなければならないことはあります。

この記事を読めば、室内での思わぬ事故や猫ちゃんの体調不良を避けることができます。

特に猫を飼い始めようと思っている方、飼い始めて間もない方に知っておいていただきたいと思います。

目次

猫の飼い方の注意点6選

ここではついやってしまいがち、配慮が不足してしまいがちで事故につながる可能性のある注意点を挙げていきます。

以下の6点をおさえておきましょう

  1. 植物・アロマオイルなどの管理
  2. ひもやビニールなどの出しっぱなし
  3. 猫でも落下事故は起きる
  4. 薬、サプリの出しっぱなし
  5. やけど、水難事故に注意
  6. 閉じ込め注意

植物・アロマオイルなどの管理

アロマオイル

ユリ科の植物をはじめ、猫にとって有害な植物は数多く存在します。

部屋に植物を置く際は猫にとって有害な種類かどうかを確認しておきましょう。

とはいってもネットでググっても危険か安全か判断の付かないものが多いので、確実に安全といわれているもの以外を飾る場合はきちんと猫がさわれないように対策しましょう。

私は植物が大好きなので対策をしながらたくさん部屋に植物を飾っています。

猫と暮らして21年間、植物で具合が悪くなったことは一度もありません。

きちんと知識を持って対応すれば猫と植物は共存できます。

我が家で行っている対策をこちらの記事で紹介していますので参考にどうぞ。

ただアロマオイルは植物由来の成分が濃縮されており、その香りは猫に悪影響を及ぼすとされています。

こちらは対策が難しいです。

まったく猫の入らない締め切った部屋で使うのなら問題ないと思いますが、実際にはアロマオイルの使用はあきらめた方が無難です。

ひもやビニールなどの出しっぱなし

紐で遊ぶ猫

ひも状のもの、ビニール袋などは猫ちゃんにとっては格好のおもちゃとなります。

遊んでいる姿はかわいく、癒されますが、夢中で遊んでいる最中にかみちぎって飲み込んでしまう場合があります。

特に2歳くらいまでは誤飲の可能性が高いとされていますので注意が必要です。

おもちゃも含めてこれらの誤飲の可能性があるもので遊ばせるときは目を離さないようにしてあげてくださいね。

また、輪ゴムの置きっぱなしにも要注意です。誤飲の可能性が高くとても危険です。

テーブルの上の輪ゴム置きっぱなしはやってしまいがちなので注意しましょう。

猫でも落下事故は起きる

キャットウォークから見下ろす猫

猫はとてもバランス感覚に優れています。

高いところから落ちても「にゃんパラリ」で身をひねって華麗に着地します。

しかし滑る、爪が何かにひっかかるなどでうまくジャンプできずに思わぬ落下に繋がることもあります。


特に2階建てのお家で吹き抜けなどがあった場合は注意が必要です。

実際に知人の猫が吹き抜けからの落下で怪我をしてしまった事例がありました。

2階には上がれないようにする、吹き抜けの手すりに上れないようにするなどの対策が必要ですね。

薬、サプリの出しっぱなし

サプリのイラスト

人間の飲む薬の中には微量でも猫にとって深刻な不調をもたらすものがあります。

また匂いなど猫が好む場合もあります。

テーブルの上、キッチンのカウンターの上などに置きっぱなしにせずに、手の届かないところで保管しましょう。

やけど、水難事故に注意

浴槽と猫

アイロン、ヘヤアイロンによるやけど、お風呂に落ちて溺れてしまう事故もよく起こる事故です。

猫はとにかくいろんなものに興味を持って触ったり、上ったり、入ったりします。

日常の何気ない物が思わぬ事故につながりますので、熱を発する電化製品の出しっぱなしや、湯舟にお湯をはった状態で浴室への出入りには注意しましょう。

閉じ込め注意

押し入れの中の猫

いつもは開けていて自由に出入りできる部屋のドアが何かの拍子にしまって閉じ込められてしまった、屋への中にいる事に気づかずドアを閉めてしまったなど、猫はよく閉じ込められます。

いつもは閉めているクローゼット、押し入れのが空いていて気づかないうちに入り込んでしまって閉じ込めてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか?

わが家でもよくあります(汗)

夏場などは熱中症などの危険もあるため注意が必要ですね。

部屋のドアやしばらく開けっぱなしだったクローゼット、押し入れを閉める際は一度猫ちゃんが入っていないか確認する癖をつけましょう。

番外編、脱走事件、網戸は信用しない!

網戸と猫

室内での事故以外に猫ちゃんが家の外に出てしまう脱走も思わぬ形で発生します。

みなさんにお伝えしたいのが「猫は網戸を開けることができる」ということです。

これは実際に我が家で起こった事例ですが、夏に数分網戸にして掃除していた時に気づかない間に網戸を自力で開けて家の外に脱出してしまったことがありました。

焦りました!

近所を探し回っても見つからず、途方にくれて家に帰ったら庭でくつろいでらっしゃいました。

このときは本当にホッとして涙が出そうでした。
完全の私の不注意でした・・・。

猫は網戸を開けることができるとは・・・。猫ちゃんをなめてました。

網戸だけで過ごすのは絶対にやめましょう。

注意点を意識するだけで猫の室内事故を防げる

いろいろ注意点を書いてきたので家の中は危険がいっぱいで、心配になった方もいるかもしれませんが、必要以上に神経質になる必要はありません。

今回紹介した6項目+番外編を頭に入れておくだけで、ふとした行動が変わってくると思います。

ビニール袋や、輪ゴムの置きっぱなしにも気付くようになるし、クローゼットや押し入れなどを閉める際には何となく確認するようになるはずです。

大切なのは日頃の何気ないことが猫にとっての危険に繋がる可能性があるという事を頭に入れておくことだと思います。

大切な猫ちゃんが怪我したら大変ですもんね。

以上、参考になればうれしいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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