私はハンドメイドが大好きで、よく猫の首輪を作って楽しんでいたのですが、ふとメルカリで販売したらどれくらい売れるだろうか？と思い立って出品してみることにしました。
今の時代はメルカリなどのフリマアプリで個人でも簡単に販売する手段がありますよね。
ハンドメイドの好きな方の中には実際に販売されている方も多いと思いますし、一定の需要もあると思います。
ただ、私のように個人で楽しんでいるだけで人に販売するのはちょっと心配だな、売れなかったらショックだな、と思っている方も多いと思います。私もそうでしたから。
実際にハンドメイドの商品を売るのは既存の商品の中古品、不用品を売る事よりハードルは高いです。
しかし、メルカリ販売の初心者でも必要なことに気を付けて出品すればちゃんと売ることができます。
メルカリの販売に関する情報はネット上にあふれていてどれを信じるべきかわかりませんよね。
初心者がすべての情報を取り入れて出品することは難しいと思います。
色々なことを一度に実行することは難しいので、メルカリでハンドメイドの販売を始めるにあたって、最低限ここだけは気を付けた方が良いと感じた事をお伝えしようと思います。
初心者の生の声をお伝えできればと思います。
これなら私にもできそう！と参考にしていただけたら嬉しいです。
これからメルカリなどのフリマアプリを使ってハンドメイド商品を販売したいと考えている方に是非読んで頂きたいと思います。
私のやっている猫のハンドメイド首輪を例にして紹介します。
この記事を読めば、初心者でもメルカリでハンドメイド売れやすくする為に、最低限気を付けておくべきことがわかります。
初めてのハンドメイド首輪出品から1か月間での収益は？
今回、私がメルカリで出品したのはハンドメイドの猫の首輪です。
カラーバリエーションも含めて全20種類作って、価格は全て980円で販売しました。
結論から言うと猫のハンドメイド首輪の初出品から1か月間で35本販売し、収益は24,539円でした。
アプリでは売上からメルカリの手数料とらくらくメルカリ便代を引かれた金額が売上として表示されます。
作ったのは全20種類ですが、売れた分を新たに作って出品し直したりしたので、1か月の出品数の合計は45点を出品して35点の販売という結果になりました。
実際には24,539円の売上から材料費を差し引いて利益を計算します。
私の場合は少しでも販売数を増やすために原価ぎりぎりの価格設定にしていますので利益は少ないです。
ただ、利益は少なくても、初めてのメルカリでのハンドメイド首輪出品で35本も売れたら上出来だと思っています。
出品する前はこんなに売れるとは思っていませんでした。
1本も売れないことも想定していましたから・・・。
実際にメルカリ初心者の私がどのようなことに気を付けて出品したかをみなさんにお伝えしたいと思います。
全くの初心者の私でも売上に繋げることが出来たので、ポイントをしっかりおさえて出品すれば必ず売ることはできると思います。
ペット用品のハンドメイドはおすすめジャンル
ハンドメイド商品はさまざまなカテゴリーであふれかえっています。ハンドメイド販売といえばまずアクセサリーやバックなどを思い浮かべると思いますが、ここは特に競争の激しいジャンルです。
私は出品する前にメルカリやラクマのハンドメイド商品を1か月ほど毎日どれくらいの商品が出品されているのかをいろんなジャンルで観察することにしました。
アクセサリーやバック、帽子などの雑貨、子供の学校用品関連は土日の出品料はすさまじいものがあります。
それと比較してペット関連のハンドメイドは比較的に出品される数が少ないです。
それでいて商品がコンスタントに売れているジャンルであることがわかりました。
そこで・・・
私はペット用品の中でも以前より趣味で作っていた猫の首輪を出品してみることに決めました。
この記事を読んでいる方は、猫を飼っていてハンドメイドに興味もある方が多いと思いますが、特に猫のハンドメイド首輪はフリマアプリで販売するのにおすすめです。
もちろん、どんな商品を作ってどんな売り方をするか？をちゃんと考えなければ販売につなげることは難しいと思います。
しかし、初心者の私でも販売することは出来ましたので、誰にでもチャンスはあります。
猫の首輪のハンドメイド販売をおすすめする理由
猫の首輪のハンドメイド販売をおすすめする理由は以下の通りです。
- 猫の人気が高まってきている。
- 犬の首輪ほど強度が必要ないので素材、デザインなどいろんなバリエーションを出せる。
- 洋服感覚で付け替える為、購入頻度が高め。
- 嵩張らない。
小さいので材料代もかからない為リスクが少ない。
特に犬のように首輪にリードをつけて散歩するわけではないので強度を必要としません。そのため素材や形状などハンドメイドでもバリエーションが出しやすく、差別化もしやすいです。
猫の為の洋服感覚で売れる要素があるので、購入頻度も高めです。これらは長く続けようと思うと大事な要素だと思います。
くるみ猫の首輪は平均販売価格も安いので、リスクが少なくて初心者でもハンドメイド販売に参入しやすいよ！
初心者がメルカリでハンドメイドの猫の首輪を販売する時に最低限押さえておきたいこと３選！
初めてメルカリでハンドメイド販売をする際に最低限押さえておきたいことは以下の３つです。
- 他のハンドメイド首輪と差別化する。
- 1枚目の写真の出来映えにこだわる。
- 金曜日か土曜日の夜に出品する。
他のハンドメイド商品と差別化する
女性用のアクセサリー程の激戦ではないとはいえ、メルカリでの猫の首輪の出品数は多いです。
売れている人を観察していくとある特徴に気付きます。
売れている人の商品には必ず他とは違う独自性があります。
例えば以下の通りです。猫の首輪だけ見ていても売れている人の作品には特徴があります。
- 柄、パーツをオーダー出来て自分好みに仕上げられる。
- 有名メーカーの生地を使っている。
- 商品の質に対して価格が驚くほど安い。
- 金属を使っていない。
- 写真撮影用の派手な装飾に特化。
売れている人の商品には、こだわって他と差別化しているんだろうなあというポイントが必ず見つかります。
私はハンドメイド販売の初心者なので生地のバリエーションを出すだけの在庫を抱える余裕もないし、今から始めてすでにたくさん販売している出品者に勝てる気がしませんでした。
そこで考えたのが、かぎ針編みの猫の首輪を販売するということです。
私自身、かぎ針編みが大好きで子供の頃からずっと趣味でいろんなものを作ってきましたので、猫の首輪にもその経験が活かせそうだと考えました。
かぎ針編みだと触れる部分が柔らかいし、通気性もよいので猫にやさしい、ストレスの少ない首輪が作れます。
また、かぎ針の編みの首輪は他にはない質感が出せるし、編んで作られた首輪を出品している人は少なかったので何とか勝負ができそうだと感じました。
こちらはレース糸を編んで作った首輪にチャームを付けた商品です。
３色作りました。
下の写真は７色の毛糸を切り替えながら編んだ首輪です。
既製品にはないデザインがハンドメイド首輪の良さだと思います。
ハンドメイドならではの温かみが出ますね。
ハンドメイド販売の一番の肝はこの差別化だと思います。いろんな切り口で差別化はできるので、出品する際は第一優先で考えてみてください。
今回の記事でご紹介する猫のハンドメイド首輪はメルカリで販売しています。
お時間のある方はご覧になっていただけると嬉しいです。
1枚目の写真の出来栄えにこだわる
初めて自分の商品を販売してみて思ったことは、検索結果に表示される1枚目の写真の見え方で売れるか売れないかが決まるという事です。
作った作品の出来栄えが良く素晴らしいクオリティであったとしても、写真の撮り方、見せ方ひとつで台無しになる可能性があります。
商品を買ってもらうという事はまず、検索結果をタップしてもらわないといけないので
検索で表示される１枚目の写真が魅力的なものでなければなりません。
具体的には以下のポイントに気を付ければよいと思います。
- 自然光で撮影する。
- ピントは商品の一番重要なところに合わせる。
- 添付できる写真はできれば10枚しっかり添付する。
- ここぞというセールスポイントはは写真に直接言葉を入れる。
- 目立つカラーのフレームを使う。
自然光で撮影する
夜に蛍光灯などの照明の下で撮影した写真を1枚目の写真に使うことは避けましょう。
画面全体が暗くなり、商品のカラーも鮮明に出ない為、素敵な商品でも魅力が半減してしまいます。
商品の写真は晴れた日の日中、出来れば午前中に太陽の光を使って撮影した方がよいです。
夜、部屋の中の照明で撮影した写真と日光で撮った写真を見比べてみるとわかりますが、全く見た目が違います。
太陽の光で撮影した方が明らかに商品が魅力的に見えます。
できれば白いカーテン越しなどで商品の濃い影が出来ないような工夫をしてとるとなおよいと思います。
くるみ猫の首輪を販売するにはカラーが大切な要素だよ！自然な色がきれいに出るように光に気を使って撮影してみよう。
ピントは一番重要なところに合わせる
雑貨やアクセサリーを撮影する時はピントはその商品の一番売りの部分に合わせるようにしましょう。
猫の首輪もそうですが小さいアクセサリーなどはスマホで被写体にレンズを近づけて撮影すると、奥のもの、周辺がボケます。
ポートレートなどではこのボケが被写体に注目させる手法として用いられます。
説明の写真などを見ていると、本来注目して欲しいところ以外にピントがあってしまっている写真も見られますので注意が必要です。
商品のしっかり見てもらいたい部分にピントを合わせて撮影しましょう。
猫の首輪だとチャームや鈴などにピントを合わせるといいです。
アイフォンの撮影ではピントを合わせたいところをタップして撮影すると狙ったところにピントが合います。
ぜひ試してみてください。
金曜日か土曜日の夜に出品する
実際に出品して気付いたのですが、取引数の多いハンドメイド商品のカテゴリーは出品される量も驚くほど多いです。
特に週末の夜はさっき出品したはずの商品が、驚くほどあっという間に下の方に追いやられてしまいます。
他の出品数の少ない平日に出品するか、出品数も多いが見ている人も多い週末に出品するかは悩むところだと思います。
私はこの1か月間、平日の夜、週末の夜に繰り返し出品し、閲覧数と売上を観察してみました。
観察の結果わかったことは
週末の夜の出品の方が平日の夜より売りやすいという事です。
私はメルカリ販売として全く実績はありませんが、それでも土曜日の20～22時は閲覧数が大きく伸びます。
販売に繋がったのも結果としては土日です。
たとえ短い時間であっても新しく出品された商品として上位表示させ、一人でも多くの人に商品を見てもらう事を優先した方よいので週末の夜の出品をおすすめします。
実績のない私のような初心者にはいい結果につながると思います。
メルカリで猫のハンドメイド首輪を初めて出品してわかったこと
初めてメルカリでハンドメイド販売をする際には多くの人がネットで情報を集めてから出品すると思います。
しかし初心者にとってネットで出てくる情報は量が多すぎて何から手を付けていいかわからなくなりますよね。
まずは今回紹介した以下の３つのポイントを実践してほしいです。
- 商品の差別化
- 写真にこだわる
- 土日の夜に出品する、
今回初めてメルカリで猫のハンドメイド首輪を出品してみて感じた事は、初心者でも、大事なポイントを優先度の高い順に取り入れて出品すれば、選んで買ってくれるお客さまはいるという事です。
メルカリの取引完了のコメントで買っていただいたお客さまから、「写真より素敵な首輪だった」「首輪嫌いの猫がつけてくれた」「初めての首輪に選びました」という声を頂きました。
私はハンドメイド歴はかなり長いのですが、販売したことは無かったので、自分の作品を選んで買ってくれるお客様がいることに感謝とうれしさと感動をおぼえました。
しばらく猫の首輪のハンドメイド販売を継続してみようと思います。
また来月、メルカリ猫の首輪販売の近況の報告をしますのでお楽しみに！
最後まで読んで頂きありがとうございました。