初めて猫を飼い始めた人は必見。爪切りを嫌がる猫の爪を切るコツは?バスタオル活用法。

爪を切られる猫

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最近猫を飼い始めたばかりという方の中には、爪切りを難しく思っている方も多いのではないでしょうか?

慣れるまではなかなか難しいですよね。

爪切りに失敗して血が出たらどうしよう?

暴れて怪我したらどうしよう?


など、心配に思う方も多いと思います。

挑戦してみたけどなかなかうまく切れないよ!という方もいるかもしれません。

爪切りは猫ちゃんの性格によって難易度が違いますが、慣れてしまうと簡単です。

ネットで検索すると爪切りの仕方を解説した記事もたくさんありますが、今回は猫歴20年の私が考える爪切りのコツと実際の手順を解説していこうと思います。

猫を飼い始めて爪切りにまだなれていないよ!という方の参考になるとうれしいです。

目次

猫の爪切りのコツ

爪を切られる猫

私が20年間猫の爪を切り続けてきた中でお伝えしたい猫の爪切りのコツはズバリ次の3点です。

  1. リラックスしている時に切る。
  2. すばやく爪を切る。
  3. どうしても猫が嫌がる場合は何回かに分けて爪切りする

リラックスしている時に切る

ソファで寝る猫

猫の爪をうまく切るために一番大切なのは猫がリラックスしている時に切るという事です。

リラックスしている状態の時に爪を切り始めると、しばらくは暴れたりせずおりこうさんで切らせてくれるからです。

活発に走り回っている時はもちろん、家の中をうろうろチェックしている時などは爪を切ることはやめた方がよいです。

猫が活動的なタイミングで爪切りを始めると、すぐに暴れ始めてしまいます。

  • 寝ている時にそ~っと抱っこして切り始める
  • 膝の上にのってゴロゴロいっているときにそ~っと抱っこして切り始める

というのがベストです。

うまく爪を切るためには、猫がリラックス状態の時に爪切りを始めることが細かいテクニックよりはるかに重要です。

爪を切るのが苦手な方は、リラックスしている状態の時に爪切りしてみてください。

意外とあっさり爪を切ることができると思います。

すばやく爪を切る

爪切りに時間をかけすぎると猫が嫌がりだします。

リラックスタイム爪切りをする理由は爪を切り始めてから嫌がりだすまでの時間差を利用する為です。

せっかくリラックスタイムに爪切りを始めても、時間をかけすぎてしまうと猫は覚醒し、嫌がり、逃げようとします。

そうなる前にスパッ!スパッ!とスピーディーに切っていきましょう。

血が出ないぎりぎりの深さを狙って切ろうとすると、慣れないうちはもたついてしまい、時間がかかってしまいます。

また焦ってしまうことで深爪をしてしまうリスクもあります。

慣れないうちは爪の先の方だけでもいいので素早く切っていくことを意識してみましょう。

何回かやっているうちに必ず慣れて適切な深さで爪を切っていけるようになります。

どうしても猫が嫌がる場合は何回かに分けて爪切りする

一度にすべての爪を切ることが難しい場合は右足の爪だけ切って一旦やめるなど、数回に分けて全ての爪を切っていくのもよい方法です。

私も猫を飼い始めた当初は一度に全部切らず、前足だけとか何回かに分けて切っていました。

そのうちに慣れて手際よく一度にすべての爪を切れるようになっていました。

焦らずにやっていきましょう!

爪切りの頻度は?

通常であれば1か月に1回~2回くらいを目安に切っていけば大丈夫です。

爪の先の方しか切れなかった場合などは2週間くらい経ったら爪の状態をチェックしてみるようにするといいです。

爪は伸ばし放題にさえしなければ、大きな問題はありません。

定期的に爪をチェックしてあげることが大切です。

爪を切る際の注意点は?

爪の根元のピンク色の所は切らない

猫の爪

爪の根元のピンク色の部分には血管が通っています。

ここを切ると猫は痛がり、出血してしまいます。

ピンク色の部分から数ミリ間をあけて切るようにしましょう。

前述のように慣れないうちは先の方だけ切るだけでも大丈夫です。

仮に少し深爪して血が出てしまっても、ガーゼなどでしばらく押さえれば血は止まりますので慌てなくても大丈夫です。

血が止まった後、猫の様子を見て気にする様子がないなら心配することはありません。

ただ血が止まらない程の深爪の場合は病院へ連れていきましょう。

実際に爪を切ってみる

実際に注意点を交えて猫の爪切りの手順を説明していきます。

STEP
猫がリラックスしているタイミングを狙う
寝転んでいる猫

まずは猫がリラックスモードになって気持ちよさそうにじっとしている時、もしくは寝ている時にそっと近づき抱っこします。

STEP
爪を出す

手のひらを優しく押します。すると爪が出てきます

猫の爪
STEP
素早く切っていく

根元を狙わなくてもいいので手早く爪を切っていきます。

爪を切られる猫



ここで暴れるようならしばらく経ってから、もしくは翌日などに再度続きから切ります。

出来れば最低でも足一本分、爪5本まで済ませておくとキリが良く次回からは別の足から始められますのでやりやすいです。


我が家ではこの「猫壱」の爪切りを使っています。

無理に力を入れなくても音もなくスパッと爪が切れます。

本当に「パチン!」ではなく「スパッ」と切れます。

スムーズに爪を切っていくことが出来るため、超おすすめの爪切りです♪

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STEP
おやつをあげる

少なからず猫にストレスがかかっているので、爪切りが終わった後はちゅーるなどの猫の好きなおやつなどご褒美をあげましょう。

おやつを食べる猫

どうしても嫌がって暴れる猫への対応

猫の爪切りのしやすさは猫の性格によります。

爪切りを嫌がってかみついたり、大暴れする猫ちゃんもいるかもしれません。

そんな時は次の方法を試してみてください。

2人で爪切りする

爪を切られる猫

2人爪を切ることが可能であれば、一人が猫を抱っこしておいて、もう一人が爪を切るという方法でやってみましょう。

上の写真のように一人がしっかりと爪を出してあげて、もう一人が爪を切っていきましょう。

猫の爪を出してあげる人と爪を切る人に役割分担すると、それぞれの役割に集中できるため、とても切りやすくなりますよ♪

この時もリラックスタイムにそ~っと抱っこして、素早く爪を切っていきましょう。

バスタオルを利用する

バスタオルと猫

2人で爪切りが出来ない状況であれば、バスタオルで包み込んであげてから切ってみましょう。

後ろ足2本を包み込んでしまうと暴れにくくなります。

前足を片方ずつタオルから出して素早く切っていきましょう。

爪を切られる猫

バスタオルを使い、写真のような姿勢で抱っこすると爪切りしやすいです。

爪切り猫の爪切りは必ず必要

爪切りは猫を飼ううえで必ず飼い主が身につけなくてはならない技術です。

猫は爪とぎするから、爪を切ってあげる必要はないんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。

しかし爪切りは必要です。

爪を研ぐのは表面の古い爪をはがす為、爪切りは爪が伸びすぎないようにするためです。目的が違います。

猫の思わぬけがを防ぐためにも、爪切りは必ずマスターする必要があります。

まとめ

爪切りのポイントはリラックスしている時に、素早く切るです。

最初はこれだけ意識して切ってみて下さい。意外とすんなりできるはずです。

途中で嫌がり始めて、爪切りがしにくくなってきたら一旦中断して、後で続きをやるなど、数回に分けて全ての爪を切ってみましょう。

以上、参考になればうれしいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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