猫の爪とぎに強いのはどんなソファ?カバー選びに悩んでいる方は必見【いたずら対策】

ソファと猫

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猫と暮らしている方の多くはソファへの爪とぎで悩んだことがあるのではないでしょうか?


ソファはリビングで主役の家具です。

かわいい猫ちゃんのやったこととはいえ、爪とぎ跡でボロボロのソファはちょっと嫌だなぁって思いますよね。

猫の爪とぎを100%防ぐことは難しいですが、ソファの選び方とそれに合ったソファカバーを使うことで、爪とぎ被害を抑えることは出来ます。


今回は我が家でおこなっている爪とぎ対策や、使っているソファやソファカバーについて紹介していきたいと思います。

目次

猫がソファで爪をとぐ理由

猫がソファで爪とぎする理由は、ずばりソファの素材であるの布地、合皮などの張地が爪とぎの素材としてピッタリだからです。

激しく研いでもびくともしない安定感も相まって、ソファは爪とぎ対象として最適なんですね。

猫の爪とぎ自体は爪の古い層を取り除いたり、マーキング、ストレス解消、自己アピールなど、猫本来の自然な行動ですので止めることはできません。

猫が嫌がるにおいをつけたり、叱るといった対策はしたくありません。

くるみ

猫をしつける事は難しいよ。


それでは、どのようにして爪とぎ被害を自然に減らしていけるか解説していきます。

ソファの爪とぎ対策のポイント

私が20年間、猫と暮らしてきた中で行き着いたソファ爪とぎ対策のポイントは以下の3つです。

  • 張地の面積の少ないソファを選ぶ!
  • ソファカバーを使って爪とぎからガードする!
  • 物を置いて爪とぎの邪魔をする!

順に解説していきます。

爪とぎされにくいソファを選ぶ!

爪とぎされにくいソファは下の写真のような垂直方向へ張地の面積が少ないソファです。

アームレスト、脚が木製やアイアンのフレームで作られているものが良いです。
この写真は我が家で実際に使っているソファです。

カリモクソファ

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張地の面が座面、背面のみの置きクッションタイプのものです。
普段はこれに後半で紹介するソファカバーを使っています。

アームレストも足も木材ですが細いデザインのため爪とぎの対象にはなっていません。

11年目に突入するソファですが爪とぎによるダメージも目立たず割ときれいな状態を保てていると思ってます。


下の写真は無印良品のソファでもみられる一般的なデザインです。このデザインのソファはアームレスト側面と背面に垂直方向の張地の面があります。

緑のソファ

以前、我が家で使っていたソファがこの形状のものだったのですが、特にアームレスト側面とアームレスト上部面は爪とぎ被害がでます。

素敵なデザインですが、張地の面積と垂直方向の平面が多いため、爪とぎ対象になりやすいんですね。

ソファカバーを使って爪とぎからガードする

次はソファカバーによるガードですが、カバーを選ぶポイントは以下の通りと考えています。

  • 生地は爪が貫通しないよう目の詰まった厚手の物を選ぶ。
  • 張地の大部分を隠すことが出来る。
  • ずれにくい。ずれても簡単に整えることが出来る。
くるみ

生地の厚みには要注意!意外と簡単に爪が貫通するよ!

下の写真のような全体に張地が施されているソファには、生地が伸縮して全体を覆うようなフルカバータイプの商品がおすすめです。

このタイプのソファカバーを選ぶ際の注意点はきちんとサイズを合わせることとです。

サイズが大き過ぎるとたるみが出て見た目も悪く、座るとずれます。小さすぎるとカバーが外れます。

サイズ合わせが難しいですが、ぴったり合うものを見つけられれば、全体を爪とぎからガード出来て安心感がすごくあります。

青いソファ
茶色いソファ
白いソファ

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次に我が家で長年愛用しているソファに使用しているカバーをご紹介します。
冒頭でお話しした通り、私は木製フレームの置きクッションタイプのソファを使っています。

カリモクソファアップ

このタイプのソファはアームレストが細く、背面に傾斜があることが多いため、先ほど紹介した伸縮性のあるフルカバータイプの物はうまく装着できません。たるみが出てすごく不格好になるし、とてもずれやすいです。


ネットで調べても多くの場合は伸縮性のあるフルカバータイプの商品が検索で出てくるのでカバー選びに困っている人もいるのではないでしょうか?

そこでおすすめするのが今から紹介するマルチカバーです。いわゆる「ただの一枚布」です。

緑のソファ
黒いソファ
IKEAのソファ

上記のタイプのソファにはこのカバーがおすすめ!

カラーバリエーションも豊富でソファーの色に合わせてコーディネートできますよ!
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マルチカバー

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このカバーの良いところは

  • 1cm単位でオーダーできること。
  • 生地が厚く、目が詰まっているため、爪が通らない。
  • カラーバリエーションが豊富なのでソファに自然に合わせることが出来る。
  • ずれても簡単に整えられる。

このカバーをソファのサイズに合わせてオーダーし張地部分を覆った写真です。

リビングのソファ

カバーの色のトーンをソファに合わせることで見た目が自然な感じになります。

次の写真のように背面のクッション部分に挟み込んで張地部分を隠します。

ソファカバー取付1

背面と座面の隙間にカバーを押し込みます。

ソファカバー取付2

置きクッション部分にはさみこんで完成です。

ソファカバー取付3


1枚布を引いているだけなので、ずれても簡単にシワを伸ばせます。

サイズをオーダーする時のポイントは、生地をクッションに挟み込む為の余裕をもたせる事と、幅を左右5cmずつ長くとることです。

幅に対し左右5cmくらい長くすることで、座った時にソファーの座面が露出しなくなります。
こちらの方が見た目も良いです。

我が家のソファは、このカバーのおかげで大きな爪とぎの被害はありません。

カバーには当然ひっかき傷はできますが、生地の特性上、つまようじで簡単にリペアできます。
我が家ではあまりにひどいひっかき跡は爪楊枝でつついて押し込んでます。

爪楊枝

before

ソファ補修

after

物を置いて爪とぎの邪魔をする

ソファ側面への爪とぎを防止する為に、左右に物を置いてガードするのもよい対策です。

猫が爪とぎしたい場所の前に障害物を置くことで邪魔をします。簡単な対策ですが大きな効果が期待できます。

我が家ではソファの両サイドに観葉植物と木製のチェストを置いて爪とぎ対策をしています。
すこしでもおしゃれに見えたらなと思って置くものを考えました。
この置き方でうまく爪とぎをガード出来ています。

リビング

置くものに迷うようであれば、ポール型の爪とぎなどでも効果があります。

ぜひ試してみてくださいね!

今回はソファーへのいたずら対策をご紹介しましたが、植物へのいたずら対策についてもこちらの記事で解説しています。よかったら参考にしてみてください。

まとめ

猫と20年生活してきて思うのは、ソファへの爪とぎを100%防ぐことはできないということです。

しかし、爪とぎしにくいソファを選んだり、合ったカバーを使うことで、その大部分を防げます。

全体に張地が施されたソファには、全体を覆うフルカバータイプのなかから、生地の目ができるだけ詰まっていて、厚いものを選ぶと良いです。

木製フレーム、背面に傾斜があるタイプのソファには、上から覆うタイプのマルチカバーがおすすめです。側面がカバーできない場合はソファの両脇に物を置いて防御しましょう。

爪とぎされてもいいようにカバーする!爪とぎしそうな所の前に物を置いて邪魔をする!という合わせ技でソファへの被害は、ほとんどなくなります。

今回紹介したもの以外にみなさんが行っている対策などがあったら教えていただけると嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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